エステ脱毛でまた逮捕者が出ました！
逮捕されたのは姫路市東駅前町にあるエステ店「ハニーフラッシュ」の経営者である亀山道弘容疑者を含む計3人。
逮捕の容疑は「医師免許を持たない従業員らに、光脱毛の機械で女性客４人に対し医療行為にあたる脱毛をさせたなどの疑い」とあります。
（元記事：「無資格で光脱毛疑い 姫路のエステ経営者ら逮捕」）
要はクリニックでの永久脱毛（医療脱毛）とは違い、エステ脱毛だと料金が安い代わりに照射エネルギーも低いから効果が出ないため、脱毛効果を高めるために医療行為に当たる高いレベルで照射していたのでしょう。
そして最悪の結果として、お客さんは火傷・・・（－－；
兵庫県警は既に脱毛機やカルテも押収しているそうですが、なんとこのエステ店、2011年3月から今年2月の間に合計310人ものお客さんのカルテに火傷などを訴える記述が残っていたそうです。
（＠山＠；
310人ですよ！！ 310人！！
こんな大勢に火傷負わせといて、よくもまぁぬけぬけと商売していたもんですね。
しかし、ここの患者さんたちにとって本当に怖いのはここからです。
脱毛エステ店が摘発された後の金銭地獄
逮捕されたということはおそらく、このお店は潰れます。お店が潰れるということは今後脱毛施術は行われないわけです。となると、支払った分の料金はどうなるのか！？
私の知る限りですが、エステでもクリニックでもお店が潰れたら「はい、それまで！」お金は戻ってこないと考えた方がいいです。
おそらくこの後の流れとしては、ネット上でこのエステ店「ハニーフラッシュ」の患者さん同士が残りの施術回数や返金・解約などの情報共有が始まり、個人個人でエステ側に何らかの対応を求めるんでしょう。しかし、経営者が逮捕されたのでエステ側は対応しないでしょうね。それに納得できない患者さんは訴訟を起こす可能性もありますよね。
ただ永久脱毛したかっただけなのに、お金も時間も無駄にして肌までやけどして挙句の果てに訴訟だなんて・・・最悪すぎます。 （；△；）
安易に安さや宣伝だけでエステ脱毛を選ぶと大きな代償が待っているかもしれないということです。
光脱毛（エステ脱毛）の安さにばかり注目したり、CMやチラシの広告を鵜呑みにしてるとこういう事態に巻き込まれる可能性が高まります。
警察は知っている。
自分が通ってるエステ店は大手だから大丈夫、CMやってるし有名なお店だから大丈夫だなんて思ってる人も多いと思いますけど、警察は業界規模（経済規模）などを考慮し知ってて放置しているので、何か見逃せない大きな事故やトラブルがあれば一気にそのエステ店を摘発することでしょう。（例えばドクタータカハシの摘発事件が良い例です。）
おそらく夏の脱毛シーズンが近づいてきたため、永久脱毛（違法行為）を行うエステ店への警告の意味で警察は動いたのでしょう。メディアも使って広く知らしめていますから。
エステ脱毛は違法じゃないけど永久でもない
もちろんエステで脱毛すること自体が違法なわけではありません。
永久でなければOKなんです。
つまり毛がまた生えてこれば良いわけです。これは永久脱毛ではなく、“一時的な脱毛”なので違法ではありません。
詳しいことはこちらに書いてあるので、ご存じない方は参考にして下さい。まだエステ脱毛が永久だと勘違いしている方、お金と時間を無駄にしたくない方、やけどの危険性を高めたくない方は必須項目だと思います。
私は知らずに100万円以上損しましたから・・・ｍ（＿ ＿；）ｍ
そしてこのニュースは最後に以下の様に締めくくっています。
「光脱毛をめぐっては、厚生労働省が2001年に「医師免許のない者が業として行えば医師法違反にあたる」と通知した。国民生活センターによると、やけどや湿疹など、脱毛エステでの健康被害の相談は、全国で07年度に228件に上り、通知後の13年度も158件と相次いでいる。」
これはつまり光脱毛（エステ脱毛）の止まない違法行為に対し警鐘を鳴らしていると捉えるのが自然だと思います。
くれぐれも永久脱毛するならクリニックで医療脱毛を！
